扉の隙間が大きい。扉の下側は大抵20~30cm位あいている。扉を閉めても左右の隙間は0.5~1cm位あるし、外から中の様子がわかってしまう。誰も隙間から覗き込んだりしないけど、未だに公共のトイレは落ち着かない。
基本的にファストフードやスタバのトイレはあまりきれいでなく、ちょっと臭う。壊れてて使えないこともよくある。もちろんウォシュレットなんて公共トイレでお目にかかったことはない。デパートやホテルのはきれいだけど、それ程使う機会がない。
基本的に地下鉄の駅にトイレはない。しかしTimes Squareは大きい駅のせいか、ある。でもガードマンが管理していて、入る前にその人に声をかけて鍵を空けてもらわないと使えないようになっている。今はすっかり平和なNYだけど、一応犯罪防止のためなんだろう。
Times Squareは通勤経路なので時々ここのトイレを使うことがある。先日、いつものようにガードマンに声をかけてトイレを使おうとした。トイレの鍵はコンピューター管理で、ガードマンの操作によってあけられる。「No.3を使っていいよ」と言われ、その番号の扉をあけようとしたのだが、あかない。ガードマンの所に戻ってそのことを伝えると、今度はNo.2を使えと言う。そしてあけてみると、なんとおじさんがどっしりと座っているではないか!即座に「Excuse me!」と言って扉を閉めたけど、しっかりと目が合ってしまった。またガードマンの所に戻って人が入っていたことを伝える。でも、あっそう、といった感じでじゃあNo.1を使ってと言う。
今度はようやく使えたけど、私が入っている間にさっきみたいに誰かにあけられてしまったらどうしようと不安になりまるで落ち着かなかった。管理してくれるのはいいけど、それならどうか間違いのないようにしてください・・・。
2009年4月4日土曜日
祝・一年
ちょうど去年の今日NYに到着した。丸一年。現在仕事は展示会の真っ只中である。
去年の4月はホテルを借りてショーをやったが、今年は不景気のせいもあり、オフィスのショールームで昨日はレセプション、明日と明後日は展示会、という形式でやっている。
未だにインターンとして、こういう場面では走り回らされる。ドレスの撮影時にモデルに付き添ってドレスのトレインを整えたり、もちろんフィッティングも手伝うし、ドレスのほころびのお直しや汚れ落とし、しわ取り、レセプションではクローク係で数時間立ちっぱなし。
何も知らなかった去年に比べれば、スタッフともやり取りはしやすくなっているし、段取りもある程度わかる。しかし、学校卒業したての二十歳そこそこの他のインターンの子たちと同じことをさせられているのがちょっとくやしい。一年経ってもまだこき使われる立場か・・・、私がここでやってる仕事は経験3年もあればできてしまうだろう。会社さえ変われれば・・・と、ついつい思いたくなる。
こんな時は創世記のヨセフさんのことを思い出すに限る。彼の理不尽な状況は一年やそんなものじゃなかった。彼は何十年も、どんな時でも状況に打ちのめされたり流されることなく、無実の罪で牢獄にいた時でさえ良い心を失うことなく善を行いつづけ、最終的にはエジプトの国を治める者としての地位が授けられた。
当初は一年間インターンシップ予定だったので、ビザスポンサーから「Final Evaluation(最終評価)」というものが送信されてきて、私からの会社に対する評価と、ボスからの私に対する評価を記入して提出しなければならない。ので、記入してください、とそのフォーマットをボスに転送した。
そして今日、ボスから指示を受けたディレクターのDVが、「これはどういう風に記入すればいいんだ?」と聞かれ、5段階評価のチェックと、私に対する評価をコメント欄に記入してくれと頼んだ。すると即座に5段階評価は最高の5のところにチェックが入れられ、コメントは、「非常に一生懸命で信頼でき、仕事に対して徹底していて、熱心に学ぶ姿勢を持っている。」と書いてくれた。
ちゃんと評価してくれてありがとう。それをお給料に反映してくれると嬉しいんだけど・・・、とまたついつい思ってしまう。
ここの会社で納得のいく仕事内容やお給料はもらえてなくても、ボーイフレンドとしてCLという存在が与えられるという、素晴らしい、何物にも変え難い大きな報いを受けている。
人からは十分な報いを受けられなくても、天からは与えられる。いつ、どういう形でかはわからないけれど。
ついつい文句もいいたくなる。ついつい不満に思ってしまう。
でも、そんな時はいつも天を見上げて、天のお父さんに喜ばれることをし続けるだけだって思う。
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