さて、再び職場について。最近ようやく会社の全体像が把握できてきて、自分の仕事も背景を考えながら進められるようになってきた。ドレスの受注のケース、手順、資金繰り等々、約2ヶ月かけて体で覚えるしかなかった。ボスやプレス、ディレクターといった会社の主要人物は常に忙しく手一杯な様子なのでいちいち細かく教えてる暇はない、といった感じなので仕方ない。それにしても説明が足りなすぎるせいで起こるミスや行き違いが、私に限らず他の人たちとの間でもよくあるのでなんとかならないものかと思う。この点について色々な視点から考えてみた。ボスは日本人女性だけど、良くも悪くも全然日本人ぽくない。とてもアグレッシブでがんがん仕事を進める人である。先日、ある取引先の支払い金額と方法について問い合わせるように言われ、相手から言われたままのことをメモでボスに伝えておいた。内容は、小切手での支払いは受け付けていないので現金で支払ってほしい、ということ。後でボスから言われたのは、「うちはビジネスでやってるんだから支払いはチャージか小切手だけなの。相手は小切手で発生する税金を支払いたくないから現金払いを要求してるだけ。なめられるとそういうこと言われるからね。」 どうやら英語のあやしい私がやりとりしたせいで「なめられた」らしい。私はそんなルールをまったく知らなかったので、はぁ、そうだったんですか、としか言えなかった。きっとボスは外国で会社を設立して経営していく中で、この世界で「なめられない」ように、強気でやってきているんだな、と感じた。会社を経営していくことは生半可なことではない。ましてここはアメリカ。前に進むことにパワーを集中させるには細かいことなんて気にしていられないんだろうな。そんなキャラのボスなので、彼女とやりとりする時はいつも緊張する。
先日ようやく新型のドレスのパターンを一型依頼された。しかし、2回トワルチェックをしてもらってまだOKがもらえない。スカート部分のボリューム感や、裾を引きずって歩くシルエット等が一般衣料と全然違うところなのでまだ感覚がつかみ切れない。加えて、気軽に質問できないので彼女が何を求めているのかがよく把握できず、迷い多きトワルになってしまう。3度目の正直、になってくれるといいんだけど…。
裁断台の片隅が私のスペースなので、カッターのおじさんNLとのコミュニケーションが一番多い。相変わらず日本語習得に熱心で、「マキ、オヒルゴハン!」「チョト、マッテクダサイ」「オツカレサマデシタ」などなど最近多発中。柱に日本語のメモを貼り付けている。
EMという縫製のおばちゃまがいるのだが、先月の彼女の誕生日にカードを書いて以来話しかけてきてくれるようになった。ボスが私を呼ぶときの真似をして「マキサ~ン!」とおどけながらやってきたりする。どーんとした体格にキュートな笑顔、とてもかわいい。
裁断や縫製の人たちはけっこう親しみやすい。主に南米の人々だからだろうか?それとも責任の重さによって人格に影響が出ているのか??
2 件のコメント:
Lovelydayちゃん、こんにちわ~~。(本文読んでると本名で呼びかけたくなるよ苦笑)
久しぶりに覗いてみたよ。元気そうで、また揉まれてたくましくなってるみたいで良かったねぇ~。
周りが見渡せるようになってきたということは、余裕が出てきたんだね。教会にもいけているみたいで、たくさん助けてもらえてて良かったよ。私も最近周りの人の優しさに涙する機会が多くて、信仰を持っている人たちの心はとても温かいなって思うよ!!そういう関係が与えられていることはものすごいことだよね。
仕事、大変そうだけど頑張ってね。なんか生き生きしてる感じは文面から伝わってくるよ♪
また遊びにくるね~~☆
ちくちゃん、久しぶり!もうばれてるから本名で呼んでもかまいません。
たくましくなってるのかどうかは定かでないけど、自信はなくても人間には適応能力ってのが備わってるんだなぁと思うよ。自分の努力以外の力で生かされているよ。
ちくちゃんの周りにも愛がたくさんあることを知れて嬉しいです♪
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